こんにちは、管理人のひかるです。
これまでにいろいろなビジネス書を読んできましたが、その中でも特に影響を受けた1冊を紹介します↓
本田直之さんの『レバレッジ・シンキング』
20代の頃にこの本を読み、かなり仕事を効率化できました。
その効果は、アラフォーになった現在も実感しています。
に特におすすめの1冊です。
『レバレッジ・シンキング』はこんな本
レバレッジというのは「てこの原理」。
てこの原理のように、ビジネスにおいて小さい労力で大きな成果を上げることが、本書のコンセプトとなっています。
「労力」「時間」「知識」「人脈」という四分野に自己投資し、パーソナルキャピタル(自己資産)を構築し、レバレッジ(てこの原理)をかけて、不労所得的に成果を上げ、”Doing more with less“(少ない労力と時間で大きな成果を獲得する。以下「DMWL」と記します)を実現することです。
『レバレッジ・シンキング』より引用
つまり、効率的に学び・働き、結果を出すメソッドと言えます。
著者は実業家の本田直之さんで、「レバレッジ」をコンセプトとした本を多数出版されています。
本田さんの多読法『レバレッジ・リーディング』のレビューはこちらです↓
そのレバレッジシリーズの考え方の土台になっているのが、本書『レバレッジ・シンキング』です。
この本の目次はこちら↓
第1章 常にレバレッジを意識せよ
『レバレッジ・シンキング』より引用
第2章 労力のレバレッジ
第3章 時間のレバレッジ
第4章 知識のレバレッジ
第5章 人脈のレバレッジ
ノウハウは多岐に渡りますが、すべてを実践できなくても大丈夫です。
私は「人脈のレバレッジ」は全然行動に移せていませんが、「労力」「時間」「知識」それぞれのレバレッジを取り入れただけで、かなり仕事が楽になりました。
まずは自分に合ったレバレッジメソッドを取り入れてみるといいですね!
『レバレッジ・シンキング』からインプット・アウトプット
この本を読み返してみて、私が参考になっているポイントを備忘録がわりにまとめました。
『レバレッジ・シンキング』を読んで、個人的にインプット&アウトプットしておきたいことは、
- マニュアル・フォーマットで「仕組み化」
- すべきことは習慣化すると楽
- 「時間の天引き」で時間割を作る
- KSFを見極める
- 前例に学べ
の5つです。
掘り下げて紹介していきます。
マニュアル・フォーマットで「仕組み化」
『レバレッジ・シンキング』を読んで、最も影響を受けたのが「仕組み化」です。
どんな仕事でも、ルーティンの業務ってありますよね。
ルーティンのタスクは、毎回イチから始めるよりも、毎回使いまわせるマニュアル・フォーマットがあった方が便利です。
私はかつてサラリーマン塾講師でした。
基本的には毎年同じ内容を子どもたちに教えるのが、塾講師の仕事です。
ただ、教材が生徒に合わなかったり、カリキュラムや教材が変更になって指導しにくくなったりすることがあります。
そういうときに、自分だけの教材があるととても便利です。
たとえば英文法・英単語、算数・数学、歴史の内容などは、次の年に急に内容が変更になるわけではありません。
こういった例年変わらないものに関しては、自分が教えやすく、また、子どもたちの成績も伸ばしやすいオリジナル教材を作っておくと、年々指導が効率化できます。

地理や公民など、年によって変化があるものは教材を作ると余計に手間がかかります
確かに、オリジナルの教材を作るのは、時間がかかります。
でも、一度作ってしまえば、次の年から指導が楽になります。
本田直之さんは『レバレッジ・シンキング』で次のように書かれています。
仕組み化には、余計に時間・労力がかかりますが、それによって、先々継続してリターンを生むことになります。
『レバレッジ・シンキング』より引用
サラリーマン塾講師を退職後、フリーランスのプロ家庭教師として働いていてからも、オリジナルの教材づくりは指導に役立っています。
オリジナルの教材を持っていることで、自分の付加価値も高まります。
「指導が楽になる」と書きましたが、正確には「別のことに時間と労力が使えるようになる」ということです。
生徒の表情を見て理解度を確認したり、保護者対応をしたり、授業の内外でやるべきことはたくさんあります。
仕組み化する部分は仕組み化し、それ以外のことに頭を使えるようにします。
『レバレッジ・シンキング』より引用
と本田さんも書かれています。
どんな業界・職種でも、マニュアル・フォーマット、テンプレートなどを作って仕事を「仕組み化」できる部分も多いはずです。
業務を効率化し、人間にしかできないことに力を注げるようになりますね。
すべきことは習慣化すると楽
教えている子どもたちを見ていると、成績を上げている子には共通点があります。
それは、「勉強をルーティン化(習慣化)できている」ということです。
成績が上がった子も、いつもやる気満々というわけではありません。
やる気が出ない、モチベーションが低い日ももちろんあります。
そういう日でも、習慣化しているので、生活の一部として勉強に取り組めているわけです。
逆に、勉強が苦手な子は、勉強を習慣化できていない(していなかった)子がほとんどです。

歯磨きや風呂が習慣化されているように、勉強も習慣化してるねんな
仕事でもやらなければならないタスクがあります。
中には、目をそむけたくなる、後回しにしたくなる、面倒くさい仕事も…
そういうものも、習慣化してルーティンに組み込んで、自動的に体が動くようにしてしまうということです。
習慣化という方法は、自分をコントロールすることが苦手な人や、わたしのように飽きっぽい人間にはとても便利です。考えると行動には移りません。習慣にしてしまえば、自動的に身体が動くようになります。
『レバレッジ・シンキング』より引用
「習慣化」というと、自分に厳しいイメージがあるかもしれません。
でも、自分を律するのが苦手な人ほど、行動が自動化できるので、習慣化がおすすめというわけですね。
「時間の天引き」で時間割を作る
「習慣化」に便利なのが、「時間の天引き」です。
やるべきことを、あらかじめスケジュールに組み込んでおき、後回しにならないようにします。
時間割のおかげで、次に何をやろうかという雑念が入ることなく行動に集中力を増し、常に平常心で、自分の持っている力を発揮させるベースになります。
『レバレッジ・シンキング』より引用
机の前に座ってから「さあ、今日は何から始めようかな」では、効率が悪いわけです。
私は個人事業主になってから、時間割の大切さを思い知りました。
会社員として働いているときには、ある程度会社が社員の時間割を作ってくれます。
でも、独立すると、働くのも自由、サボるのも自由です。
時間割がないと、ついついダラダラしてしまいます…

コロナ禍のテレワークで、自宅勤務でダラダラした人も多いはず
でも、時間割を決めておくことで、仕事のメリハリをつけることができます。
KSFを見極める
本田直之さんは『レバレッジ・シンキング』の中で、「KSF」の重要性を説いています。
KSFとは、「キー・サクセス・ファクター」のこと。
「成功するために重要なカギとなるポイント」と考えるといいですね。
自分のゴールまで俯瞰してみて、そこに最短距離で到達するためには何をすべきか、どういうステップを踏んでいくのがよいのかを逆算思考で考えます。
『レバレッジ・シンキング』より引用
さきほど、仕組み化や習慣化について紹介しましたが、仕組み化や習慣化の方法性がまちがっていたら、いくら努力しても工夫しても成果が出ません。
私はついついがむしゃらに突っ走ってしまうタイプなので、「KSF」を意識するようにしています。
成果を出すために、何をどうすべきか(何をしないべきか)を考えることは大切です。
前例に学べ
では、どうやって「KSF」を見極めたらいいのでしょうか?
本田直之さんは『レバレッジ・シンキング』の中で、「前例に学ぶ」ことをすすめています。
前例を調べる。
『レバレッジ・シンキング』より引用
うまくやっている先輩などに聞く。
ビジネス書から学ぶ。
などです。
自分がいちからスタートしなければならないことなんて、なかなかありません。
ほとんどの場合、先人がノウハウの残してくれているものです。
せっかく前例があるのなら、お知恵を拝借すれば、近道を通ることができます。
最近では、インターネットで簡単に前例を調べられるようになっています。
また、まとまった知識を学びたい場合には、本を読んで学ぶのがおすすめですね。
まとめ:本田直之著『レバレッジ・シンキング』ビジネスの効率化に最適【書評23】
本田直之さんに「レバレッジ」シリーズの原点である『レバレッジ・シンキング』を紹介しました。
私が仕事をしていく上で、最も影響を受けた本の1冊です。
効率的に成果を上げるコツがまとまっています。
若い頃に正しい仕事のやり方を学んでおくことで、将来のキャリアにレバレッジがかかると言えます。
大企業でしっかりと研修してもらえる場合には、その会社のノウハウをまずは学びたいですね。
一方、研修システムがしっかりしていない会社に勤めている場合や、「社外の仕事術を学んでみたい」と思っている場合には、本を読んで学ぶことがおすすめです(本田さんの言うとおり「前例に学ぶ」ということですね)。
におすすめの1冊です。


