本田直之著『レバレッジ時間術』時間に「投資」する仕事術【書評31】

レバレッジ時間術 ビジネス・自己啓発

こんにちは、管理人にひかるです。

体調がいまいちで、MRIをとるために病院へ。

「待ち時間が長いから」と持参した本が、皮肉にも時間の管理術の本でした…

『レバレッジ時間 ノーリスク・ハイリターンの成功原則』本田直之

です。

20代の頃に読んで、仕事をするうえでとても役に立った本です。

40歳になった今でも、「時間がうまく使えていない」と思ったときには、ときどき読み返しています。

  • 時間をムダにしていると感じる人
  • 効率的に仕事をこなしたい人

におすすめの1冊です!

『レバレッジ時間術』はこんな本

レバレッジというのは「てこの原理」。

てこの原理のように、「小さな労力で大きな成果を出す」ことをコンセプトに、著者で実業家の本田直之さんは何冊も本を書かれています。

『レバレッジ時間術』は、レバレッジを時間に応用して、効率的に時間を使う方法が書かれています。

たとえば、時間の使い方を、効率的に「仕組み化」してみること。

たとえば、毎週5時間ずつかかるルーチンワークがあるとします。これが永続的な仕事だとすると、年間50週として計250時間を費やすことになります。しかし、仮にこれを週1時間でこなせば、年間50時間で済む。つまり200時間が新たに生まれます。

『レバレッジ時間術』より引用

ちまちま節約するよりも、家賃や水道光熱費・スマホ代など、毎月かかる固定費を削った方が、大きく出費を減らすことができます。

時間についても同じで、時間の使う仕組みを変える(時間に投資する)ことで、さらに時間を生出すというのが本田さんの考え方です。

目次はこんな感じ↓

  • プロローグ あなたがいつも忙しい理由
  • 第1章 時間も「投資」で増やす時代
  • 第2章 成果はスケジューリングで決まる
  • 第3章 仕組み化・パターン化の絶大な効果
  • 第4章 「Doing More With Less」の哲学
  • 第5章 時間密度を高める「チリツモ」技術
  • エピローグ 人生という時間投資
『レバレッジ時間術』より引用

2007年に出版された本で、今ではもっと便利なアプリなどがリリースされています。

きっと本田直之さん自身、さらに時間術をアップデートされていると思います。

とはいえ、時間を生み出し、効率的に使うための考え方は今も同じです。

時間の使い方に迷っているかたは、読んでみる価値があると思います。

※「レバレッジ」シリーズの考え方の土台になっている『レバレッジ・シンキング』のレビュー記事はこちらです↓

『レバレッジ時間術』からインプット・アウトプット

この本を読み返してみて、私が参考にしているポイントを備忘録がわりにまとめました。

『レバレッジ時間術』を読んで、インプット&アウトプットしたいことは、

  • 大事な時間は「天引き」する
  • 「時間割」を作る
  • 「個人の3年計画」を作ってみる
  • テンプレートを作っておく
  • 早寝早起きではなく早起き早寝
  • 夜にインプット、朝にアウトプット

の6つです。

掘り下げて紹介します!

大事な時間は「天引き」する

仕事に追われていると、やらなければならないことを、ついつい優先してしまいます。

自分以外の誰かによって〆切が決められているので、急がざるを得ません。

でも、「緊急ではないけれど大事なこと」って、後回しにしがちです。

私は自営業のプロ家庭教師という仕事をしていますが、入試問題の研究や教材づくりが「緊急ではないけれど大事なこと」にあたります。

管理人ひかる
管理人ひかる

今年は東大寺学園中学校を志望する子を担当していないので、急がなくてもいいか

と思ってしまいがちですが、プロ家庭教師としては、きちんと入試問題に精通しておかなければなりません。

入試が近づいてくると、授業で走り回ることになるので、じっくり入試問題を研究したり、教材づくりをしたりする時間はなくなってしまいます…

そうならないためにも、本田さんは大事な時間を「天引き」してスケジューリングすることを提案されています。

暇ができたら本を読もう、時間が余ったら新しい事業について勉強しようと思っていても、「いつか」「そのうち」というときはやってきません。
重要なのは、やりたいこと・やるべきことのための時間を、あらかじめスケジュールから「天引き」してしまうことです。

『レバレッジ時間術』より引用

「余ったら貯金」ではなく、「天引き貯金」した方が、確実に金がたまります。

同様に、大切なことに費やす時間も「天引き」した方が、時間が確保できるというわけです。

私は週に1度は、カフェで入試問題を研究する時間を確保しています。

本田さんはビジネスパーソンとして、自己投資に重要性もいろいろな本で訴えられています。

本田さんの『レバレッジ・リーディング』は、読書という自己投資の参考になります。

※『レバレッジ・リーディング』のレビュー記事はこちらです↓

「時間割」を作る

時間の「仕組み化」や「天引き」をするうえで、欠かせないのが時間割です。

「時間割なんて面倒くさい」と思うかもしれませんが、「面倒くさがり」だからこそ時間割が役に立ちます

本田直之さんは、このように説明されています。

そもそも私が「時間割」をつくっているのも、自分が面倒くさがりで意志が弱く、放っておけばついダラダラとサボってしまう人間だからです。

『レバレッジ時間術』より引用

つまり、時間割があるからこそ、アクションを起こしやすいということです。

親に「勉強しなさい」と言われて、机の前に座って「さあ、今から何しよう」では、絶対に勉強がはかどりません。

時間とともにやることを決めているからこそ、勉強も仕事もはかどるというわけです。

私自身は自営業なので、仕事をするのもサボるのも自由です。

だからこそ、前日までに時間割を作り、やるべきことを可視化しています。

当日はその時間割通りに、行動を起こして仕事をするだけです。

管理人ひかる
管理人ひかる

とはいえ、ついついダラダラしてしまうことも多々…

本書の中では、花王の後藤卓也さんやファーストリテイリングの柳井正さんも、生活パターンを決めていると書かれています。

私の知っているビジネスパーソンにも、「時間割」的なスタイルをとっている人はたくさんいます。また、優れた経営者の中にも、生活のパターンを決めている人は多いようです。

『レバレッジ時間術』より引用

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の作者である秋本治さんも、規則正しい生活をされていたそうです。

なんと9時~19時でマンガを描き続けていたとのこと。

コミックス200巻以上を40年間休載せずに連載できたのは、マンガを描くための「時間割」があったからなのでしょう。

※『秋本治の仕事術』のレビュー記事はこちらです↓

「個人の3年計画」を作ってみる

久々に『レバレッジ時間術』を読み返してみて、「こんなページあったっけ?」と感じたのが、「個人の『事業計画』をなぜ持たないのか」というお話。

ゴールからやるべきとことをスケジュールに落とし込むことを、本田直之さんは「俯瞰逆算スケジュール」と呼んでいます。

最近、行き当たりばったりで仕事をすることが増えていたことを反省…

自営業だからこそ、事業計画のようなプラン・見通しを近々考えてみようと思います。

以前読んだ本を読み返すと、新しい発見があるものですね。

テンプレートを作っておく

「仕組み化」の1つとして、「テンプレート」を作っておくと使いまわせます。

本田さんは、セミナー開催や出張のときには「チェックリスト」を用意しているそうです。

そのチェックリストにもとづいて準備すれば、セミナーや出張の準備で時短できます。

毎回、「あれをやって、これをやって」と考えながら進めていたのでは、抜けが出る可能性が高くなります。毎回同じことをやっているのに、いちいち考えるのは時間のムダでもあります。

『レバレッジ時間術』より引用

つまり、テンプレートを作ってしまえば楽になるというわけです。

私はメールの文面を考えるのが、とでも苦手です。

ですので、指導のご依頼を受けたときの返信の文面などは、「型」を作っています。

ルーティンの仕事が多いかたには、超おすすめですね。

早寝早起きではなく早起き早寝

早起きのコツは、「早寝早起き」ではなく「早起き早寝」だと本田さんは書かれています。

「夜はどうでもいいから朝は早く起きる」ところから始めてみればいいのです。最初こそ寝不足で少し辛い思いをするかもしれませんが、就寝時間にかかわらず早く起きる生活を続けていると、夜は必然的に早く眠くなります。

『レバレッジ時間術』より引用

このことは、受験前の生徒指導にも、使わせてもらっています。

入試は朝早く実施されますから、早起きする必要があります。

子どもって基本的によく眠りますから、朝型の子なんてほとんどいません。

ご家族にも協力していただき、入試前は早く起きる、そうすることで早く眠るようにしてもらっています。

管理人ひかる
管理人ひかる

昼寝はNG!

個人的には、早起きのコツは「自分以外の誰かのために起きる」ことだと考えています。

お客さんがいるので、寝坊するわけにはいかない!
子どもを学校・保育園に間に合うように、起こさなければならない!

って感じです。

「自分のために早起きしよう!」と思っても、なかなか自分には厳しくできないですよね…

自分を強制的に動かすために「仕組み」を作っておけると、どんなことでもアクションを起こせそうです。

夜にインプット、朝にアウトプット

これまた勉強に役立つノウハウです。

暗記モノは夜にすると、寝ている間に記憶が整理されるとよく言われます。

ただ、勉強はインプットよりも、アウトプットを重視しなればなりません。

自分では「覚えた」と思っていても、テスト本番に解けなければ、それは「覚えた」とは言えませんよね。

寝る直前に暗記し、翌朝起きたら、どれくら覚えているかをチェックし、忘れていたことは、その場でもう一度記憶する。

『レバレッジ時間術』より引用

と本田直之さんも書かれています。

あまり知られていない、あるいは、知っていてもあまり実践されていない暗記のコツですね。

まとめ:本田直之著『レバレッジ時間術』時間に「投資」する仕事術【書評31】

誰にとっても、1日24時間は平等です。

でも、同じ時間が与えられているのに、使い方に大きく差があります。

「あの人は仕事ができるな」と感じる人は、単に処理能力が高いだけでなく、時間をうまく生み出し、効率的に使うコツを知っているものですね。

私は頭の回転が速い方ではありませんが、20代の頃に『レバレッジ時間術』を読んで、本田直之さんのやり方をマネすることで、仕事の効率が上がりました。

全部取り入れることは難しいですが、取り入れられそうなものを1つだけでも実践してみると、効果があるかもしれません。

ぜひ時間管理の方法に悩んでいるかたは、ご一読ください!

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