こんにちは、管理人にひかるです。
体調がいまいちで、MRIをとるために病院へ。
「待ち時間が長いから」と持参した本が、皮肉にも時間の管理術の本でした…
『レバレッジ時間 ノーリスク・ハイリターンの成功原則』本田直之
です。
20代の頃に読んで、仕事をするうえでとても役に立った本です。
40歳になった今でも、「時間がうまく使えていない」と思ったときには、ときどき読み返しています。
におすすめの1冊です!
『レバレッジ時間術』はこんな本
レバレッジというのは「てこの原理」。
てこの原理のように、「小さな労力で大きな成果を出す」ことをコンセプトに、著者で実業家の本田直之さんは何冊も本を書かれています。
『レバレッジ時間術』は、レバレッジを時間に応用して、効率的に時間を使う方法が書かれています。
たとえば、時間の使い方を、効率的に「仕組み化」してみること。
たとえば、毎週5時間ずつかかるルーチンワークがあるとします。これが永続的な仕事だとすると、年間50週として計250時間を費やすことになります。しかし、仮にこれを週1時間でこなせば、年間50時間で済む。つまり200時間が新たに生まれます。
『レバレッジ時間術』より引用
ちまちま節約するよりも、家賃や水道光熱費・スマホ代など、毎月かかる固定費を削った方が、大きく出費を減らすことができます。
時間についても同じで、時間の使う仕組みを変える(時間に投資する)ことで、さらに時間を生み出すというのが本田さんの考え方です。
目次はこんな感じ↓
『レバレッジ時間術』より引用
- プロローグ あなたがいつも忙しい理由
- 第1章 時間も「投資」で増やす時代
- 第2章 成果はスケジューリングで決まる
- 第3章 仕組み化・パターン化の絶大な効果
- 第4章 「Doing More With Less」の哲学
- 第5章 時間密度を高める「チリツモ」技術
- エピローグ 人生という時間投資
2007年に出版された本で、今ではもっと便利なアプリなどがリリースされています。
きっと本田直之さん自身、さらに時間術をアップデートされていると思います。
とはいえ、時間を生み出し、効率的に使うための考え方は今も同じです。
時間の使い方に迷っているかたは、読んでみる価値があると思います。
※「レバレッジ」シリーズの考え方の土台になっている『レバレッジ・シンキング』のレビュー記事はこちらです↓
『レバレッジ時間術』からインプット・アウトプット
この本を読み返してみて、私が参考にしているポイントを備忘録がわりにまとめました。
『レバレッジ時間術』を読んで、インプット&アウトプットしたいことは、
- 大事な時間は「天引き」する
- 「時間割」を作る
- 「個人の3年計画」を作ってみる
- テンプレートを作っておく
- 早寝早起きではなく早起き早寝
- 夜にインプット、朝にアウトプット
の6つです。
掘り下げて紹介します!
大事な時間は「天引き」する
仕事に追われていると、やらなければならないことを、ついつい優先してしまいます。
自分以外の誰かによって〆切が決められているので、急がざるを得ません。
でも、「緊急ではないけれど大事なこと」って、後回しにしがちです。
私は自営業のプロ家庭教師という仕事をしていますが、入試問題の研究や教材づくりが「緊急ではないけれど大事なこと」にあたります。

今年は東大寺学園中学校を志望する子を担当していないので、急がなくてもいいか
と思ってしまいがちですが、プロ家庭教師としては、きちんと入試問題に精通しておかなければなりません。
入試が近づいてくると、授業で走り回ることになるので、じっくり入試問題を研究したり、教材づくりをしたりする時間はなくなってしまいます…
そうならないためにも、本田さんは大事な時間を「天引き」してスケジューリングすることを提案されています。
暇ができたら本を読もう、時間が余ったら新しい事業について勉強しようと思っていても、「いつか」「そのうち」というときはやってきません。
『レバレッジ時間術』より引用
重要なのは、やりたいこと・やるべきことのための時間を、あらかじめスケジュールから「天引き」してしまうことです。
「余ったら貯金」ではなく、「天引き貯金」した方が、確実に金がたまります。
同様に、大切なことに費やす時間も「天引き」した方が、時間が確保できるというわけです。
私は週に1度は、カフェで入試問題を研究する時間を確保しています。
本田さんはビジネスパーソンとして、自己投資に重要性もいろいろな本で訴えられています。
本田さんの『レバレッジ・リーディング』は、読書という自己投資の参考になります。
※『レバレッジ・リーディング』のレビュー記事はこちらです↓
「時間割」を作る
時間の「仕組み化」や「天引き」をするうえで、欠かせないのが時間割です。
「時間割なんて面倒くさい」と思うかもしれませんが、「面倒くさがり」だからこそ時間割が役に立ちます。
本田直之さんは、このように説明されています。
そもそも私が「時間割」をつくっているのも、自分が面倒くさがりで意志が弱く、放っておけばついダラダラとサボってしまう人間だからです。
『レバレッジ時間術』より引用
つまり、時間割があるからこそ、アクションを起こしやすいということです。
親に「勉強しなさい」と言われて、机の前に座って「さあ、今から何しよう」では、絶対に勉強がはかどりません。
時間とともにやることを決めているからこそ、勉強も仕事もはかどるというわけです。
私自身は自営業なので、仕事をするのもサボるのも自由です。
だからこそ、前日までに時間割を作り、やるべきことを可視化しています。
当日はその時間割通りに、行動を起こして仕事をするだけです。

とはいえ、ついついダラダラしてしまうことも多々…
本書の中では、花王の後藤卓也さんやファーストリテイリングの柳井正さんも、生活パターンを決めていると書かれています。
私の知っているビジネスパーソンにも、「時間割」的なスタイルをとっている人はたくさんいます。また、優れた経営者の中にも、生活のパターンを決めている人は多いようです。
『レバレッジ時間術』より引用
『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の作者である秋本治さんも、規則正しい生活をされていたそうです。
なんと9時~19時でマンガを描き続けていたとのこと。
コミックス200巻以上を40年間休載せずに連載できたのは、マンガを描くための「時間割」があったからなのでしょう。
※『秋本治の仕事術』のレビュー記事はこちらです↓
「個人の3年計画」を作ってみる
久々に『レバレッジ時間術』を読み返してみて、「こんなページあったっけ?」と感じたのが、「個人の『事業計画』をなぜ持たないのか」というお話。
ゴールからやるべきとことをスケジュールに落とし込むことを、本田直之さんは「俯瞰逆算スケジュール」と呼んでいます。
最近、行き当たりばったりで仕事をすることが増えていたことを反省…
自営業だからこそ、事業計画のようなプラン・見通しを近々考えてみようと思います。
以前読んだ本を読み返すと、新しい発見があるものですね。
テンプレートを作っておく
「仕組み化」の1つとして、「テンプレート」を作っておくと使いまわせます。
本田さんは、セミナー開催や出張のときには「チェックリスト」を用意しているそうです。
そのチェックリストにもとづいて準備すれば、セミナーや出張の準備で時短できます。
毎回、「あれをやって、これをやって」と考えながら進めていたのでは、抜けが出る可能性が高くなります。毎回同じことをやっているのに、いちいち考えるのは時間のムダでもあります。
『レバレッジ時間術』より引用
つまり、テンプレートを作ってしまえば楽になるというわけです。
私はメールの文面を考えるのが、とでも苦手です。
ですので、指導のご依頼を受けたときの返信の文面などは、「型」を作っています。
ルーティンの仕事が多いかたには、超おすすめですね。
早寝早起きではなく早起き早寝
早起きのコツは、「早寝早起き」ではなく「早起き早寝」だと本田さんは書かれています。
「夜はどうでもいいから朝は早く起きる」ところから始めてみればいいのです。最初こそ寝不足で少し辛い思いをするかもしれませんが、就寝時間にかかわらず早く起きる生活を続けていると、夜は必然的に早く眠くなります。
『レバレッジ時間術』より引用
このことは、受験前の生徒指導にも、使わせてもらっています。
入試は朝早く実施されますから、早起きする必要があります。
子どもって基本的によく眠りますから、朝型の子なんてほとんどいません。
ご家族にも協力していただき、入試前は早く起きる、そうすることで早く眠るようにしてもらっています。

昼寝はNG!
個人的には、早起きのコツは「自分以外の誰かのために起きる」ことだと考えています。
お客さんがいるので、寝坊するわけにはいかない!
子どもを学校・保育園に間に合うように、起こさなければならない!
って感じです。
「自分のために早起きしよう!」と思っても、なかなか自分には厳しくできないですよね…
自分を強制的に動かすために「仕組み」を作っておけると、どんなことでもアクションを起こせそうです。
夜にインプット、朝にアウトプット
これまた勉強に役立つノウハウです。
暗記モノは夜にすると、寝ている間に記憶が整理されるとよく言われます。
ただ、勉強はインプットよりも、アウトプットを重視しなればなりません。
自分では「覚えた」と思っていても、テスト本番に解けなければ、それは「覚えた」とは言えませんよね。
寝る直前に暗記し、翌朝起きたら、どれくら覚えているかをチェックし、忘れていたことは、その場でもう一度記憶する。
『レバレッジ時間術』より引用
と本田直之さんも書かれています。
あまり知られていない、あるいは、知っていてもあまり実践されていない暗記のコツですね。
まとめ:本田直之著『レバレッジ時間術』時間に「投資」する仕事術【書評31】
誰にとっても、1日24時間は平等です。
でも、同じ時間が与えられているのに、使い方に大きく差があります。
「あの人は仕事ができるな」と感じる人は、単に処理能力が高いだけでなく、時間をうまく生み出し、効率的に使うコツを知っているものですね。
私は頭の回転が速い方ではありませんが、20代の頃に『レバレッジ時間術』を読んで、本田直之さんのやり方をマネすることで、仕事の効率が上がりました。
全部取り入れることは難しいですが、取り入れられそうなものを1つだけでも実践してみると、効果があるかもしれません。
ぜひ時間管理の方法に悩んでいるかたは、ご一読ください!



